海岸線を進んでからうねうねした道を行き、小さな十字路に出ました。
カドにはディリーマートがありましたが、営業はしてないようでした。
そこの駐車場に「この先検問あり」と矢印が書いてあったので、
「むむ?何の検問だろう?」
と思って、あえて、曲がってみました。
ナビを見ると、突き当りは太平に向けた港のようです。
漁港でもあるのか?
でも、漁港に行くのに検問σ(・・;)?
進むと、確かに検問がありました。
「ここから先は許可ないといけません」
とお巡りさんが言うので、
「この先は何があるんですか?」
って聞いたら、相当変な事聞いたのか、すごく怪訝な顔されました。
それでも、
「原発です。福島第二原発です。」
とお巡りさんが教えてくれました。
福島第二原発は2013月11日の津波のおり、福島第一原発と同じく電源を消失してやばい状態になったのですが、運良く予備電源が1本生き残っていたのと作業員が大量にいたので人海戦術で電源コードをつないで、第一原発のような事態をなんとか防いだのでした。
「紙一重のところだった。」っと当時からの所長さんは言っているそうです。
紙一重で事故にならなくてよかったぁ(´・ω・`;)
もちろんその日から今に至るまで稼働していません。
稼働していませんが、第二原発に至る道路にはひっきりなしに車が行き交っています。
何してるのかわかりませんけれど、なんかしているんでしょうね(・ω・)
このように原発っていうのは稼働しなくても手間暇かかるのです。
※だったら稼働して電気つくった方がええと思うなぁ(´・ω・`;)
※でも、このまま廃炉になっちゃうのかな?
⇒https://www.minpo.jp/news/detail/2015022021066
福島第二原発に至る道は、2車線で、歩道も片側にしかないので、普通の田舎道のようです。
脇に民家らしき家もありますが、人影はありません。
たまたま留守…ってわけでもないみたいですね(´・ω・`;)
検問ですが、事故直後の3月31日に街宣車が乗り込んで原発敷地内で大騒ぎしたそうで、もしかしたら、その影響で、されるようになったのかもしれませんね。
ちなみにこの街宣車は最初は第一原発に向かって、入り口で侵入を拒まれたため(当たり前!)に第二原発に回ったのだそうです。
運転者は逮捕され、警察の調べに対して、動機は「目立ちたかったから」と答えたとか。
その後、その侵入者がどうなったかわかりません。
まぁ、起訴保留かなんかですぐ外に出たと思いますが。
そんな、人間の喧騒をよそに道路のそばでは菜の花が静かに咲いていました。
が、しかし…原発に至る道の脇から見られる田んぼは
うむ。残念。
以上第二原発検問前でした(・ω・)>゛
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