八重山には大学が有らねばならない!



八重山に大学が必要です。


なぜ、その結論に達するのでしょうか?


それは、八重山の豊かな自然環境を守りたいからです。




八重山には美しすぎる珊瑚、固有の種、容易に観測出来る頭上の天体、また穏やかな気候がそろっています。


八重山の気候が穏やかと表現すると異論があるかもしれませんが、寒暖差30度もある本土各地や、40度もある北海道の気候に比べれば寒暖差最大18度程度の八重山の気候は穏やかだと言えるんじゃないでしょうか?




この素晴らしい自然環境を守るためには、まず研究施設が必要でしょう。


また、この素晴らしさを理解し、共感する人材の育成を広く集めて行わなければなりません。


そうなると学区が存在する高校以下がいくら存在しても事は達せられません。


だから大学なのです。




大学、それも理工系大学を設立することで、広く全国から優秀な若者を集め、自然観測と保護、また、それが経済に良質に作用するためのシステムの構築を研究支援して頂く。


また、大学で学んだ若者たちが、日本や世界各地で八重山の素晴らしさを語るエヴァンジェリストになって頂く。


それが、八重山に大学を設置する意義であり、意味です。




八重山は今後多くの困難が予想されます。


たとえば観光客の増加や移住者の増加は、八重山を経済的には豊かにするでしょうけど、最大の魅力である美しい自然環境には、害悪となります。


この相反するふたつを維持発展させるためには、専門の知識者数の増加が不可欠です。


さらに言えば、それは、傍観者としての立ち位置ではなく、この地に愛着を持った当事者感覚を持った研究者達であるべきでしょう。


なので、他から旅行感覚で来られる研究者ではなく、当地で研究される研究者とそれを支える施設が大事なのです。




また、尖閣諸島の問題もあります


この問題に対する当該地の世論は、情的ではなく、客観的視点に立った納得出来る建設的な論により構成されるべきです。


何でもかんでも政府や軍隊に反対すればいいようなアナーキーな感覚が世論の主流とならないようにするため、すなわち民度を上げるためにも大学と、そこで学ぶ多くの客観的かつ論理的思考者たちの見解が八重山には必要なのです。


つまり、より質の高いインテリジェンスの八重山への波及のために大学は必要だということです。




以上の理由で、八重山に出来るだけ早く理工系の大学が設置されることを求めます。


もちろん、大学の設置は上記の理由以上に多くのまた長期的な良質な影響を八重山に与えるでしょう。


そういう視点を高く掲げ、大学設置に邁進する地元政治家の出現を強く期待します。 



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コメント: 1
  • #1

    こつる (木曜日, 01 9月 2016 08:42)

    とても斬新で、平和的な護国の方法だと思います。

    沖縄振興予算がこういう離島対策・安全保障・ふるさとを愛する心を
    育むように使われるといいなあ、と思います。